epsonatomixセイコーエプソン(諏訪市)は14日、金属粉末などを製造する完全子会社のエプソンアトミックス(青森県八戸市)が、八戸市の同社北インター事業所の隣接地に新工場を建設すると発表した。自動車やスマートフォンなどの部品の原材料となる金属粉末の需要の伸びを見込み、粉末の仕分けや検査、梱包、出荷など「後工程」の能力を現在の約2倍に増強。新工場は鉄骨平屋で約2千平方メートル。隣接する既存工場で生産した金属粉末を大きさごとに仕分け、出荷までの工程を担う。総投資額は約12億円。2016年3月に着工し、17年4月の稼働を目指す。
同社の金属粉末は、溶かした金属に高圧水を当てて霧状に飛散させ、急速に冷却して作る。用途に応じて粒の大きさを調整できる特徴があり、エネルギー伝導性の高い電圧制御部品や、形状が複雑で高い精度や強度が求められる金属射出成型部品の原材料として使われる。

エプソンアトミックス

本社所在地:青森県八戸市
事業内容:金属粉末、金属射出成形部品、人工水晶原石の開発、製造、販売