金融・保険・証券業 全国動向

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平成17年10月三菱UFJフィナンシャルグループが誕生しメガバンクは、みずほ、三井住友フィナンシャルの3グループ体制が確立された。一方、地方銀行でも不良債権処理を進め健全経営を目指しているが、一部に処理の遅れ、また景気の地域格差もあって業績が回復せず、全国的に見れば苦戦を強いられているところもある。ペイオフ解禁(平成17年4月)で、長野県内の各金融機関はディスクロージャーに積極的に取り組んでおり、コンプライアンスも掲げ、引き続き安心・信用・信頼の確保に努めている。郵政民営化の流れから、平成19年10月ゆうちょ銀行が誕生、総資産額は今までトップの三菱UFJを上回り、店舗網も全国一円となり、今後が注目される。平成20年10月には(株)日本政策金融公庫、(株)商工組合中央金庫が誕生、三井トラスト・ホールディングスは平成23年4月に中央三井トラスト・ホールディングスと住友信託銀行が経営統合し発足した。最近では常陽銀行と足利ホールディングスの経営統合の動向も注目され、金融機関再編の流れは止まっていない。

金融・保険・証券業 長野県内動向

県内金融機関の当期純利益ランキングで1位八十二銀行は、東証一部上場で東京三菱銀行系、県内唯一の地方銀行。長野県内131ヶ所、県外20ヶ所、海外5ヶ所の支店・駐在員事務所を持ち、平成27年3月期の預金量は6兆2,515億円。2位長野県信連は、農協系の信用事業団体。長野市に本店があり、支店・事務所数は県内4ヶ所、貯金高2兆3,938億円。3位長野県信用組合は、県下全域を網羅する信用組合で51店舗、組合員数132,617人、預金量8,906億円を保有する。県内主要11金融機関の平成27年3月期決算は、不良債権処理費用減少や有価証券の利息配当金増加などから3期間連続で全11金融機関が最終黒字を確保した。

長野県金融・保険・証券業 平成26年度当期純利益ランキング

順位 会社名 所在地 当期純利益
1 (株)八十二銀行 長野市 25,762,000
2 長野県信用農業(協組連) 長野市 11,778,000
3 長野県信用組合 長野市 4,220,000
4 飯田信用金庫 飯田市 2,841,954
5 (株)長野銀行 松本市 2,588,000
6 長野県信用保証協会 長野市 2,035,840
7 長野信用金庫 長野市 1,391,052
8 松本信用金庫 松本市 1,322,352
9 長野県労働金庫 長野市 972,122
10 諏訪信用金庫 岡谷市 926,495
11 八十二信用保証(株) 長野市 839,000
12 八十二証券(株) 上田市 633,000
13 アルプス中央信用金庫 伊那市 478,671
14 上田信用金庫 上田市 354,822
15 昭和商事(株) 長野市 288,000
16 (株)八十二ディーシーカード 長野市 236,292
17 やまびこ債権回収(株) 長野市 198,064
18 八十二キャピタル(株) 長野市 133,701
19 アルピコ保険リース(株) 塩尻市 62,003
20 長野カード(株) 松本市 40,104

 (単位 千円)