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特殊な樹脂を使った容器の成型機を開発するフロンティア(長野県上田市)は、金属製が普及している消防や飲料タンクなどの分野でメーカーと組んで共同開発し、需要拡大を目指す。
金属と比べて破裂や爆発などの危険が少なく、軽い樹脂を使った容器の需要が増え、消防分野では帝人や消火器メーカーの初田製作所(大阪府枚方市)と共同で、透明樹脂を使った消火器、カルミエを開発した。耐久性の高いポリエチレンナフタレート樹脂を容器に使った。重さを抑え、女性や高齢者でも扱いやすいのが特徴。
大型機開発を急ぐため、本社敷地内にある研究開発棟の増築を決めた。最大200リットル程度の大型機の試作機の設計やテストなどを可能にし、研究開発を加速させ、10月末までに完成、11月頃から使用開始を目指す。投資額は約7000万円。

現在は売上高の15%を食品容器以外の成型機が占める。これまで金属が主流だった燃料タンクや酸素ボンベなどの市場に、樹脂成型機の活路を見出す中村社長は「非食品分野比率を将来は半分まで引き上げたい」と話す。

株式会社フロンティア

本社:長野県上田市
事業内容:プラスチックボトルの二軸延伸ブロー成形機、金型、周辺設備機器の開発・製造