安曇野市に生産拠点があるハーモニック・ドライブ・システムズと上田市に拠点がある山洋電気が、歩行介助ロボットウェア「curara(クララ)」の開発を手掛け、今後高齢者らのリハビリなどへの実用化を想定している。harmonic

同社は北アルプス常念岳の麓にある穂高工場で減速機を生産しており、産業用の中小型ロボットの間接向けなどでは90%以上のシェアを握る業界大手である。curaraの駆動内部に使われているのがハーモニック・ドライブ・システムズの「減速機」と呼ばれる円筒状の金属装置であり、モーターの回転速度を落とす一方、動力を大きくする働きがある。
同社の減速機は、最近では地中を掘り進む石油掘削システムの制御に使用されたり、宇宙関連では米航空宇宙局(NASA)が打ち上げた火星探査車の車輪やロボットアームの間接に搭載された実績を持ち、海外の大型望遠鏡にも使われている。また産業用ロボットの需要増に対応するため、穂高工場敷地内に約3千平方メートルの新たな建屋の建設が進められ、来年3月の完成予定で生産能力アップが見込まれる。

ハーモニック・ドライブ・システムズ

本社所在地東京、安曇野に工場を構える。事業内容は産業用ロボットや半導体製造装置に組み込まれる「メカトロニクス製品」、及び減速装置の製造、販売。従業員数は連結で490名。

参考:信濃毎日新聞平成27年7月8日経済6面
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