エンジニアの転職のコツ(書類編)
転職活動をする上で必要なのが履歴書と職務経歴書です。この2つをもってあなたのキャリアと人となりの両方を表現していただく必要があります。
職務経歴書のサンプルはこちらです。
エンジニアの方として、気を付けてほしい点、忘れず含めてほしい点を履歴書・職務経歴書のそれぞれの書類の役割を踏まえたつつ説明していきたいと思います。
履歴書
履歴書はあなたの歴史を淡々と語るものです。
◆学歴・職歴
所属という観点から今までの高校、専門学校・大学の学校名、就職先の企業名を記載しましょう。学歴は一般的に高校卒業後ぐらいから経歴を記載するとよいといわれています。高校ぐらいから記載すると長野県出身か、Iターン希望なのかがわかり面接官も面接の準備がしやすくなりますね。以下に職歴として書いたほうが良いものといけないものを整理します。
■書いたほうが良いもの
※在職中の場合は、「現在に至る」、離職中の場合は「退職の旨を明記」
まれに離職予定が見えているためそこまで記載している人がいますが、現時点までを記載してください。
■書かなくて良いもの
※自信をPRする上で必要なものは詳細は職務経歴書に記載しましょう。
※一身上の都合、会社都合程度でかまいません
職務経歴書
職務経歴書は、あなたの職務経歴を記載するとともに、履歴書だけでは書ききれないもう少し具体的で詳細なところまで記載するようにしましょう。また、自己PRなどを通して、あなたの仕事観や仕事に対する姿勢仕事への取り組み方そういったところまで記載しましょう。仕事の規模(人数や売上額)を記載するのも方法ですが、そこだけで終わってしまわないように注意してください。規模の大きな仕事をしたのであればそれから何を学んだのか、あなたがそこでどんな役割を担い必要とされたのかここまで書くことで相手に伝わります。また、研修やツールベンダーや使用する機材のメーカーからのレクチャーなども『研修記録』といった形でリストアップしておくと相手にどの程度の実力地なのか、我流なのか、テクニカルサポートを受けたも人なのかもわかり「どこまでできる人なのか・自社の技術力や方向性と見合うのか?」が相手に伝わりやすくなります。
その他書類
職務経歴書がおおくなってしまう場合(4枚以上)、職務経歴詳細などという形で書類を分割するのも手です。読み手に本当に細かな情報まで伝えたいときは用意しましょう。とはいえあまり長くなりすぎてもいけません。経歴を連ねることが目的ではありません、経歴からあなたがどんな人材かを示すことが目的です。職務経歴書も含めていえることですが、相手が必ずしも隅から隅まで目を通し書いていないところまであなたの意図通り推測してくれるわけではありません。常に読み手がいることを忘れないでください。また、Web系のエンジニアさんの場合は作品集のような形で運用中のホームページを見せるということも一つの方法です。ただし、こちらはお客様の機密情報なども含まれるため、出しても問題がないものか注意しましょう。