高精度装置で世界トップシェアを支える技術力

プレマテック株式会社は1951年創業、長野県茅野市に本社を構える液晶ディスプレイ製造装置の専門メーカーです。特に「ラビング装置」に関しては世界シェア80％以上を誇り、スマートフォンやテレビ、車載ディスプレイなどに幅広く導入されています。設計・部品加工・組立・現地据付までを自社一貫で対応し、国内外の大手メーカーから高い信頼を寄せられています。

自社一貫体制が支える顧客提案力と柔軟対応

同社は企画・設計から装置製作、据付、保守までを一貫して社内で担う体制を確立しています。そのため、顧客の課題を反映した設計変更や仕様調整への柔軟対応が可能です。LCD製造装置のほか、自動化ライン、EVバッテリー検査装置なども手がけ、多業種ニーズに応えられる技術提案型メーカーとしての位置付けを確立しています。

グローバル展開と安定した経営基盤

プレマテックは輸出比率が約８割に及ぶグローバル展開企業であり、中国に現地法人を持つほか、欧州やアジアの大手メーカーとの取引実績があります。2021年には東証スタンダード上場のフジプレアムグループに参画し、安定した経営基盤のもとで更なる技術発展が期待されています。

制度充実で未経験者も安心の育成体制

従業員約80名規模ながら、明確な育成ロードマップが整備されており、OJTやブラザー制度、技術資格取得支援などが用意されています。年間休日122日、有給取得平均12日、奨学金返還支援、ノー残業デー、子育て支援制度など、ワークライフバランスも重視されており、長期的なキャリア形成を支える体制が整っています。

検証設備と特許制度で技術革新に取り組む

自社内に実験装置や測定機器を備え、性能評価や解析を行う技術検証体制を確立しています。ISO9001およびISO14001の認証を取得しており、品質管理や環境対応にも取り組んでいます。特許取得や開発継続により、業界内での技術的差別化を図り、装置の高付加価値化を追求しています。

自然豊かな諏訪圏で技術と地域に根ざす働き方

八ヶ岳の麓、茅野市という自然豊かな環境で働くメリットは大きく、自然環境と高度技術が共存する職場であることも魅力です。地域に根ざしながら、世界市場向け装置の設計・製造に携われる点が、地元志向の方や技術志向の方にとって魅力的な環境です。