長野飯田工場を拠点とする精密プレス金型のトップ企業

日進精機株式会社は1957年創業、本社は東京都大田区ですが、長野県飯田市には1969年設立の長野飯田工場を持ち、国内外にグローバル展開しています。従業員数は国内約110名、海外含め約900名、資本金約8,475万円。IATF16949やISO9001／ISO14001認証を取得し、高品質な金型設計からプレス加工、組立まで垂直統合型で提供する体制を築いています。地元信州で精密製造技術を身につけたい方に応募先として強い魅力があります。

深絞りプレス技術とVA提案によるコスト革新

同社は精密順送プレス金型と深絞り加工をコア技術とし、従来は旋盤や鍛造で行われていた部品をプレス化するVA提案で顧客のコスト削減に貢献しています。業界ではいわゆる御三家の一角と評され、独自の技術により高精度・大量生産を両立。自動車部品や電子機器用途での顧客満足に基づく提案型ものづくりが業界優位性を支えています。

世界市場にも対応する独自CNCパイプベンダー開発

独自開発のCNCフリーフォームパイプベンダーは、従来の金型交換不要で曲げ半径・角度を自由に制御できる革新的な技術です。欧州ではライセンス生産されるなど国際競争力を獲得し、試作品から量産まで柔軟に対応可能。技術志向の求職者にとって、世界市場で通用する先進的な装置開発経験を積める環境です。

多彩な加工設備を備えた一貫体制の現場

飯田工場にはCNCジグ研削盤やマシニングセンター、NC放電加工機、ワイヤーカット、成形研削盤、三次元測定機、250tクラスのサーボプレスや射出成形機など多数の設備を保有しています。設計・金型製造・プレス加工・樹脂成形まで一貫して社内対応できるため、技術職が設計段階から量産まで携われ、現場理解を深められる職場です。

地域未来牽引企業としての安定性と社会貢献

経済産業省より「地域未来牽引企業」に選定され、地域経済やものづくりを支える存在として評価されています。国内飯田工場を中心とし、タイ・フィリピン・中国（無錫・深セン）に海外工場を展開。国内外で製造ネットワークを整備し、長期的な事業成長と地域貢献を両立。地域に根ざしながら世界とつながるキャリア形成が可能です。

品質保証・教育制度整備で専門技術を育む環境

長野飯田工場ではIATF16949とISO認証を取得しており、品質と環境への取り組みが明確です。従業員数は約110名と小規模ながら、多工程を担う少数精鋭体制。試作から検査まで多様な工程に触れながら、設計提案力や生産技術、金型ノウハウを体系的に習得できます。応募者にとって専門性と技術力の両面で成長できる場です。