磁気応用技術に特化したセンサーメーカー

株式会社マコメ研究所は磁気検出をコア技術とし、リニアエンコーダー、リニア変位センサー、磁気近接スイッチ、高精度磁気センサー、傾斜計、無人搬送車用誘導センサーなど磁気応用製品を自社で研究開発・設計・製造・販売する純国産の技術型企業です。職人技に近い精密制御とメンテナンスフリーを目指す設計思想により、工作機械、産業用AGV、モータースポーツなど幅広い分野で使用されています。

創業半世紀、技術と信頼を積み重ねる歴史

1971年創業から半世紀以上にわたり磁気応用製品に特化し続けており、長野県上伊那郡箕輪町に本社・伊那工場（本社・南原工場）を構え、東京・名古屋・大阪・広島・福岡など全国8か所の営業所を展開しています。これまでの歴史の中で、ホンダ、川崎重工、ファナックなど強固な取引先との関係を築いており、技術力と凡庸性の両立を実現しています。

独自技術「可飽和コイル」による差別化

同社が長年磨いてきた可飽和コイル技術による磁気検出素子は、汚れや振動・高温などの過酷環境下でも高精度かつ安定したセンシングが可能です。許容範囲を広げる堅牢性と測定安定性の両立により、AGV誘導や原点位置検出などで業界トップクラスの精度と信頼性を誇ります。

自由闊達な研究風土で個性が活きる職場

同社では社員一人ひとりが研究・開発に自由に取り組める社風があり、新製品アイデアは個別に任せられ実現可能です。少人数ながらアットホームな環境・裁量権の大きさが、技術者の創造力を刺激します。有給休暇取得15日超、残業ほぼゼロなど労働環境も整っており、プライベートと研究に両立できる環境です。

多職種に触れながら技術力を磨ける幅広い業務

開発・設計だけでなく、製造、品質検査、電気設計、機械設計、制御設計、製品評価、営業など多様な職種で経験が積めます。特に技術職では一品ごとの特注対応に携われるため、幅広いセンサ知識と課題解決力が養えます。資格手当や支援制度があり、ステップアップを意識する方に向いた成長環境です。