サンゴバン株式会社は、世界70カ国以上に展開するフランス発祥のグローバル企業、サンゴバングループの一員です。

グループは350年以上の歴史を誇り、建築・自動車・産業用機器など多岐にわたる分野で機能性材料や加工技術を提供しています。諏訪郡原村に拠点を置く日本法人では、精密研磨材やセラミック、ガラス素材などの製造・開発に携わり、世界中のものづくりを支える“縁の下の力持ち”として高く評価されています。

ローカルな環境にいながら、グローバルな視野と最先端技術に触れられる稀有な環境が、ここにはあります。

八ヶ岳山麓に広がる原村の拠点は、標高1,000m近い高原地帯に位置し、四季の変化や野鳥のさえずり、澄んだ空気といった豊かな自然に包まれた環境です。
社員は昼休みに敷地内を散策し、湧き水や小川に癒される日常を過ごしています。

近隣には直売所やカフェもあり、地元の恵みを感じられる暮らしが広がっています。

別荘地としても人気のこの土地に移住した社員も多く、都市部では得難い「働く」と「暮らす」の理想的なバランスを実現しています。静けさの中に技術革新が息づくこの環境は、まさに“自然と共に働く”という言葉がふさわしい場所です。

サンゴバン原村拠点では、医療用チューブや自動車部品用のシール材、東京ドームの屋根素材にも使われる先進材料を製造しています。

技術力の高さは国内外から評価され、社内では英語によるやり取りも日常的です。フレックスタイム制や柔軟な働き方が定着しており、県外・海外から移住してきた社員にも働きやすい環境が整っています。

中小規模ならではの現場主導の意思決定と、外資ならではの開放的な風土が融合しており、年齢や社歴を問わず意見が通りやすい文化が根づいています。
ここには「地方で働く」という枠を超えたグローバルな仕事の舞台があります。

サンゴバンでは、生産技術・品質管理・購買・営業などの各職種において、経験者の専門性を高く評価しています。

入社後も技術研修や海外グループとの交流などを通じて、継続的なスキルアップが可能です。たとえば、自動車や医療機器向けの高精度研磨材の開発は、素材・加工・応用技術の融合が求められる高度な領域であり、技術者としての成長を実感しやすい分野です。

また、キャリアパスも個人の志向に合わせて多様で、マネジメントを目指す方も、技術スペシャリストとして極める道も選択可能。自律した専門家としての歩みを支える体制が整っています。

サンゴバンの企業理念「Making the world a better home」は、環境や社会への責任を重視した事業活動を意味します。

原村の工場においても、エネルギー効率の高い設備導入や、製造工程でのCO₂削減、リサイクル材の活用が進められています。

製品そのものも、省エネルギー性能や耐久性に優れた素材が多く、顧客企業の環境対応にも寄与しています。単なる素材メーカーを超え、「環境価値を生み出す企業」としての姿勢が明確であり、社会的意義のあるものづくりに携われることは、社員にとって大きなやりがいにもつながっています。

この職場で活躍しているのは、自ら課題を見つけ、周囲と連携しながら解決に向けて動ける“自律型人材”です。指示を待つのではなく、自分で考えて動くことが求められ、その分だけ裁量も大きく与えられます。

もちろん、異業種からの転職者も多く、研修やOJTを通じて丁寧にフォローされる体制が整っているため、製造業界が初めての方でも安心です。信州の自然に包まれながら、高い技術とグローバルなフィールドに挑戦する。

そんな“新しい働き方”を実現したい方に、サンゴバンは最適な選択肢となるはずです。