株式会社浅野屋は1933年創業、長野県軽井沢町に本店を構える歴史あるベーカリー企業です。
創業当初から軽井沢の風土を活かしたパンづくりを行い、東京、横浜、軽井沢を中心に全国で直営・提携店舗を展開してきました。
観光地としての軽井沢とともに発展し、「レザン」や「オリーブパン」などの定番商品は、多くのファンに愛されています。
パンを通じて地域と顧客をつなぐ企業姿勢は、地域密着と品質重視を求める人にとって非常に魅力的です。
パン好き・食文化への関心を持つ方にとって、自分の想いを商品に乗せることができる環境が広がっています。

浅野屋では、製造・販売・商品企画・店舗運営・接客までの全工程に社員が関われる体制が整っています。
単に「パンを焼く」「売る」だけではなく、お客様の声や店舗の特徴に応じた売り方・陳列・新商品の提案まで、自分の手で動かせる醍醐味があります。
特に、季節のパンや復刻商品、催事向け商品の企画・開発にも携わるチャンスがあり、製造現場からマーケティングまでを学べる環境は貴重です。
地域性や顧客層に合わせて提案できる人、食を通じたコミュニケーションを大切にする人にぴったりのフィールドです。

老舗でありながら、浅野屋は進化を止めません。
新たな製品開発、異業種コラボ、外部施設との連携販売（駅ナカ・百貨店など）など、新しい顧客層の獲得にも積極的に取り組んでいます。
特に2024年には森トラストグループの傘下に入り、ホテル併設店舗の開発や観光都市連携も含めた成長戦略が進行中。
老舗の信頼と新興企業の柔軟さを併せ持ち、自らのアイデアや経験を形にしたいという方には、組織内外で大きな裁量を持って挑戦できるチャンスがあります。

パン製造は体力勝負というイメージがありますが、浅野屋ではシフトの工夫や設備改善により、社員の働きやすさに配慮した運営がなされています。
例えば製造現場は空調完備、一定の時間帯で業務が集約されるようマネジメントされており、過度な長時間労働が発生しにくい仕組みです。
さらに、産地訪問や外部研修など「学びの時間」も定期的に用意されており、個々の成長を後押しする文化が根づいています。
食への誇りとともに、働き方も大切にする方には理想的な環境です。

浅野屋では、スタッフ一人ひとりの提案や気づきを大切にしています。
「この陳列のほうが売れる」「この食材はこうしたら映える」といった現場発のアイデアが商品や店舗運営に活きる場面も多く、経験年数や役職に関係なくチャレンジできる風土が魅力です。
また、20〜40代の幅広い年代が活躍しており、それぞれのライフステージに合わせた働き方への理解も進んでいます。
パンづくりだけでなく、「お客様の生活に寄り添いたい」と思う方にふさわしい職場です。

①「パン・食文化への愛情と誇り」：ただ働くのではなく、“食を通じて何を伝えたいか”を自分の言葉で語れるかが大切です。
②「現場改善・企画提案への意欲」：単なる作業者ではなく、店づくり・売り方づくりに関われる姿勢があるかどうか。
③「チームとの協働力」：軽井沢・東京の店舗間、製造・販売間など、職種を超えた連携が重要です。
自分の強みが“人の中でどう活きるか”を意識して伝えることが、評価されるポイントになります。