搬送機器設計で独自技術を持つ中核メーカー

株式会社ロード・エンジニアリングは1990年設立、長野県長野市に本社を置く搬送機器および制御機器の設計製造企業です。ラップコンベヤをはじめとする独自の搬送装置を開発し、製パン業界や醸造業界、食品加工など多様な業界に展開。国内外特許を多数保有し、30年以上の実績を持つ専門メーカーとして高精度な技術力を有しています。

設計から製造、据付まで一貫提供する体制

同社は各種コンベヤや自動制御設備の設計・製造・販売を自社で包括的に行い、さらに設置工事までを施工できる一貫体制を構築しています。顧客の現場環境に合わせて仕様設計を柔軟に調整し、搬送効率や作業性を最適化する提案が可能。特にラップコンベヤ技術は国内唯一とされ、卸米、充填、計量といった工程における搬送ソリューションを提供しています。

特許技術に裏打ちされた市場優位性

特許第2538837号、特許第2688806号など、数多くの国内外特許を取得しており、技術的差別化が明確です。こうした技術は搬送ベルト保持機構や計量装置などに反映され、信頼性と安全性を重視する業界から高く評価されています。技術内容が競合に模倣されにくい点は、同社の業界内優位性を物語ります。

社員20名規模で裁量ある職場環境

社員数は約20名と少数精鋭ですが、その分一人ひとりの裁量が大きく、設計にも製造にも前線で関われます。技術者が企画から据付まで担当できる体制のため、業務を通じて機械構造、制御、現場調整ノウハウを幅広く習得可能。経験や年代に関係なく責任ある仕事を任される社風が定着しています。

グローバル対応と地元密着の両立

国内市場を主軸としつつ、海外展開にも取り組んでおり、海外特許取得や輸出対応の実績があります。甲信越地域を中心に据えつつ、国内外の食品、大手工場設備にも装置を納入してきた実績があり、地域拠点でありながらグローバル視点での仕事に携われる環境です。

技術者として成長できる現場型キャリア

設備の設計から制御、製造、現地据付まで一貫して経験できるため、技術者としての実践的スキルが磨かれます。若手であっても仕様設計や図面作成、現地調整への関与が可能で、技術を深めながら主体的に業務に取り組める環境です。提案力や機械構造理解を伸ばしたい方にとってキャリア形成に最適といえます。