転職面接で面接官は応募者のどこをどう見ているのでしょうか。面接官が評価するポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
アイコンタクト
面接時は、面接官と適度にアイコンタクトをとりながら、自信をもった態度で受け応えしましょう。うつむいたり、目を逸らして話す人は、即不採用です。
面接官が2人以上いる場合は、特定の人だけに目を合わせるのではなく、質問してきた相手に目を合わせるようにするとよいでしょう。
面接官の見るポイント
人間性
『人間として信用できるか』『一緒に働きたいか』という視点で見て、会社に合う人材かどうかを判断します。また、仕事はみんなで協力してするものですので、コミュニケーション能力があるかどうかも評価のポイントです。
これらは、立ち居振る舞いなどちょっとした仕草にも現れるので、日頃からの積み重ねが大切です。
マナー
社会人としてのマナーがあるのは、必須です。いくらスキルやキャリアがあっても、マナーのない人間を欲しがる企業はどこにもありません。
服装、身だしなみ、言葉遣い、態度などいつも以上に気を遣いましょう。
意気込み、ヤル気
志望動機や応募先でのやりたいことや、将来のビジョンをしっかり持っている人は評価されます。
企業が求めているのは、「上からの指示を受けなくても、自分で考えて行動できる人や、自分自身で成長していける人」です。こういった人たちは、やりたいことを明確に持っています。
志望動機が曖昧だったり、ありきたりの一般論を並べるだけではダメです。
応募先の事業内容などを事前にしっかりチェックして、入社後「自分には何ができるか・やりたいか」意見を整理しておきましょう。
実務能力
新卒採用とは違い、即戦力を求められます。募集内容にマッチしていることは最低限必要です。これまでの経験やスキルを具体的に伝え、即戦力になれる実務能力を兼ね備えていることをアピールしましょう。
転職コンサルタントから
面接官は何を、どんなセリフで質問するか。質問をされたら何を、どのように答えるのか事前に用意をしています。
こちらも何を、どんなセリフで答えるのかある程度、用意をしていないと緊張などの影響から思っていたことと違うことをしゃべつてしまったり、まともな返答ができなくなってしまいます。
転職支援では事前の面談や、模擬面接などで対策を行います。意気込みはどのようなセリフやジェスチャーが良いのか、実務能力を上手に表現する方法などをあなたと打合せを行い当日に備えます。