中途採用は即戦力を求められているので、どのようなキャリア、スキルがあるのか質問されます。
これまでの仕事内容や、実績、レベルをチェックして、新しい仕事への適性や、貢献度合いを判断します。
成功のポイント
簡潔
自分の仕事の説明は長くなりやすいものです。すべての質問に共通しますが、ダラダラしゃべるのは評価を下げます。また、途中で脱線して収拾がつかなくなってしまうこともありうるので、簡潔にポイントを絞って説明するようにしましょう。
具体的な数字
抽象的な説明やイメージでは、相手になかなか伝わりません。とくに、成果や実績は、数字を挙げて説明するとわかりやすく、説得力があります。
取捨選択
これまでのキャリアをただ列挙していくのではなく、応募先で役立つキャリアをアピールする場なので、どの経験について話すか取捨選択することが大切です。事前に企業のニーズと自分のキャリアとの接点を見極め、準備しておくとよいでしょう。
専門・社内用語は使わない
応募先の業界が自分のいた業界と違う場合、業界の専門用語や略語の使用は避けましょう。
また、社内だけしか通じない用語や短縮語の利用は避けましょう。
よくあるキャリアに関する質問
前職(現在)の仕事内容を教えて下さい
これまでのスキルや経験を具体的に簡潔に述べます。プロジェクトの規模などはなるべく数字を出して答えるとベスト。最後は経験をどのように活かしたいという話で締めます。
うちの会社に何を貢献してくれますか?
どんな職種でも、提案型の仕事が出きることをPRします。どのような仕事をしたいかを考え、企業にどれだけ貢献できるかを具体的に述べます。
仕事をする上で大事なことは何ですか?
普段どのようなことに気を配って、仕事を進めているかをを考えれば答えやすくなります。理由も合せて述べ、経験上の事例があると説得力が増します。
あなたに足りないものはなんですか?
不得意な部分は正直に話し、ポジティブに努力する姿勢を示しましょう。その際、得意分野を活かして不得意分野をどうやって克服するかを答えられると好印象。
仕事上での失敗談を聞かせてください
判断力と行動力、また失敗から何を学んだかを見る質問です。「いつ・どこで・誰が・何を・どのように」に当てはめて述べると伝わりやすい。
この業界は今後どうなると思いますか。
前もって業界に対する自分なりの考えをまとめておくと良いでしょう。問題点と改善案を提案することで、即戦力になりうることをアピールできます。また、これまでの経験と絡めて答えると話に深みが出ます。
転職コンサルタントから
即戦力が絶対条件の転職ですから、前職のスキルと、その活用法などについて質問がきます。スキルをキッチリと棚卸しして論理的に話す必要があります。
転職支援ではできないことをできるように偽り、面接を突破するということは考えません。そんなことで入社しても社内に居場所がなくなり結果短期間での退職を余儀なくされます。それでも希望する会社に入社したい場合は、長期的な戦略を設計します。
必要スキルを把握し、身に付けれられる職場で一定期間就労を行います。スキルが身に付いた段階で推薦・紹介を行ってゆきます。
とにかく今までのスキルを棚卸しして、確実な質問に答えられるようにします。