精密モーター大手のシナノケンシ株式会社(以下、シナノケンシ)は、17日、2017年2月期の連結純利益が前の期比78%増の33億円だったと発表。生産性向上の取り組みが効果を示した。

(参考:2017.4.18付 日本経済新聞朝刊 )

生産性取り組みの向上の1つとして次のようなことが考えられるのではないかと考えます。2012年から部品の試作で3Dプリンターを活用を始めた。利用するのは米3Dシステムズ製の「プロジェット3510HDMax」。インシュレーターのような精密な形状に対応できることや、運用支援を担うJBサービス(JBS、東京都新宿区)の手厚い保守メニューなどを理由に、機種を選定。射出成形、切削など従来の試作法と比べ、新規設計した形状を素早く安価に具現化できることがメリット。外注せずに短期間で試作品を製作可能で、お客様先での商談の具体化・迅速化も可能となったようだ。また同社の海外拠点との意思疎通においても、言葉や文化の違いで図面上だけでは難しかったコミュニケーションが、同じプリンターで作成したサンプルをもとに会話をすることで、イメージの相違が無くなり、手戻りの頻度が減少した。こちらの製造メーカーに限らず一般的に3Dプリンターを試作のプロトタイプなどに活用することで治具を都度都度作る工程が簡素化できることでコストダウンはもちろん、短納期な顧客からの要望にも応えやすいと言われている。同社はその他にも様々な取り組みにより生産性や働き方に対して、積極的な取組みがなされている上田のリーディングカンパニーの1社である。

(参考:2016.10.6 日刊工業新聞)

シナノケンシ株式会社
本社所在地:長野県上田市
事業内容:精密小型モータの製造・販売
長野県職場いきいきアドバンスカンパニー認証企業