顕微鏡製造の日本光器製作所(長野県青木村(東信地域))は青木村に新工場を建設する。新規顧客の開拓で企業や学校向けの顕微鏡販売が好調で、今後の増産に対応できるようにする。工場の新設により、顕微鏡のほかに手掛ける金属加工事業も含め、生産能力は現状に比べて1.5倍程度に高まる見通し。顕微鏡生産や金属加工の受注を増やし、売り上げ拡大につなげる。

新工場は平屋建てで、建物面積は1000平方メートル強を予定する。顕微鏡を中心に製造する工場スペースのほか、商品を展示するショールームを上田市から移し、併設する計画だ。すでに建設工事を始めており、2020年4月の稼働を目指す。一連の設備投資費は土地の購入代も含め、2億5000万円程度を見込む。

同社は主に顕微鏡製造と電機系メーカー向けなどに金属部品の受託加工をしている。青木村にある既存工場の建物面積は700平方メートル弱にとどまり、生産量の増加に伴い手狭になっているという。新工場の稼働後、既存の工場では金属部品加工を中心に手掛ける方針だ。

同社の顕微鏡は1台あたり数万円から購入できる。工場で顕微鏡を使った作業をしやすいように、小型・軽量で持ち運びしやすいのが同社の製品の特徴だ。電機系メーカーが検査工程で製品の大きさを確認する作業などで利用されているという。顕微鏡の生産は増加傾向で、19年の生産台数は1100台と、前年比で1割程度伸びる見込みだ。

従来は顕微鏡の製造を中心とした事業モデルで販売は代理店に任せていたが、約5年前から販売・営業も手掛けるようになった。自社で開催する商品の展示会を年に複数回、国内外で開催しており、企業や研究機関の新規顧客の開拓につながっている。

18年からは小・中・高校の理科や物理の授業で使われる解剖用顕微鏡の製造・販売も始めた。学校向けは毎年着実に一定数の需要が見込まれるため、業績を下支えしているという。

参考:日本経済新聞2019.08.27

この記事にある青木村は新幹線の止まる上田駅の隣に位置します。自然豊かなところで、かつ企業さんの工場なども点在しています。工場の新設時には当たり前ですが新しい労働者、今回のように技術者までひろくもとめられることがあります。上田市や青木村であれば上記の通り新幹線移動も容易なため、自然豊かな生活と利便性の高い生活を両立することが可能です。また日本光器製作所以外にも歴史も活気もある企業が多いのがこの地域です。機械設計や・回路設計・制御設計など技術者としてのこれまでのキャリアを活かしてみたいとお考えの方ぜひ弊社転職支援サービスをご利用してみてください。