転職ノウハウ
筆記試験対策

筆記試験のポイントは何か?
面接試験と同じ日に、テストを行う企業もあります。前もって知らされていることがほとんどですが、簡単な適性テストなどは当日初めて知ることもあるようです。(最近は選考プロセスの事前提示が推奨されているため減りました。)
また、事前にWeb試験というのがコロナ以後増えてきています。
新卒の就職試験であれば、まだ筆記試験に慣れているので、あわてることはありませんが、社会人となると仕事をしながらの準備は少しコツがいります。テストがあるかどうか事前に確認しておき、前もって対策を立てておくことが大切です。
一般教養・一般常識
最低限必要な常識が備わっているかどうかを見るものです。
■対策
一般常識は日々の積み重ねです。よほど悪い点数を取らない限り、成績が原因で不採用になることはありません。自信がなければ、問題集(新卒用のものでもOK)を買って、目を通しておくとよいでしょう。時事問題については、日頃から新聞などをチェックしておけば大丈夫です。
地域の情報は信濃毎日新聞さんや日本経済新聞さんの地方版の記事、松本であれば市民タイムスさんなどがそれぞれWebサイトにあるので目を通しておくとよいと思います。
適性検査(心理検査・性格検査等)
クレペリン検査、一般職業適性検査、SPIなどがあります。
企業によってはこれらを独自にカスタマイズしたものもあったり、最近ではこれらを統合して見られるCUBICも進めている企業も顕著に見られます。性格や心理面から適性を判断したり、知的能力や職業に対する興味から適性を判断します。
■対策
自分を良く見せようとして、「これに対する回答はこうだろう」と回答をすると、一貫性のない答えになってしまったり、仮にそれで選考が通っても、面接時に検査結果に基づいた質問で「ちぐはぐ感」がでてしまい評価を下げ不採用になってしまいます。
言い換えれば「自分らしく」、もっと言えば「ノッているときの自分らしく」答えることで望ましい結果になります。仕事でうまくいっていた時(充実していた時)を想像してみてください。その時の自分にフォーカスを当てぶらさず、答え続けてください。ブラスと一貫性がなくなります。良かった時の自分になり切って回答してみましょう!
SPIの知能検査部分については、問題集を一冊選買い、繰り返し問題を解くようにします。実際やっていただければわかりますが、内容自体はそれ程難しくありません。ただ、試験時間が短いので、早く解くことを意識するとよいでしょう。ただ、時間がないからと、適当に解答欄をうめるのはやめ、解き終わらなかったところは、そのままにしておきましょう。
作文
最近は減ってきましたが実施する企業はまだあります。試験直前にテーマを与えられ、1時間程度で800字程の作文を書く試験です。事前にテーマを与えられ、面接日までに提出したり、試験方法は企業によって様々です。この作文は、面接試験の話題にもなりますし、自己アピールの材料にもなります。
■対策
見栄えのよい文章というよりも、物事のとらえ方や、論理性や、仕事への熱意が評価対象となります。文章力や表現力を磨くには、作文を何度も書いてみて慣れることしかありません。また、わからない漢字があったときは、別の表現を探して書くとことをお勧めします。日ごろからボキャブラリーを増やしておくことが大切ですね。
専門試験
その職業に特有のスキルをチェックする試験。翻訳テスト、プログラミングテスト、金利計算などがあり、専門の技能が備わっているかどうかが判断されます。
■対策
職種によって内容やレベルは様々ですが、応募条件に合う程度のスキルがあれば、クリアできるはずです。ですので、対策は日頃からの努力のみです。これは筆記試験よりも、面接の中で行われる傾向にあります。
転職エージェントから
転職採用では筆記試験のウェイトは高くはありませんが、企業によっては大切にしている企業もあります。私たちが推薦・ご紹介する企業の中にも筆記試験を行う企業は沢山あります。転職支援ではそれぞれの企業の筆記試験に合わせた対策をご案内します。事前に対策を立てることで筆記試験に対応してまいります。
また、近年Web試験が増加しています。Web試験は試験の特性上、企業のシステムから直接皆さんに届くことが多いです。そうするとどうしてもエージェントは途中経過が終えずフォローがしづらい状況になってきます。いつ頃受けるのか、受けたのかなどこちらでも確認しますが、みなさんのほうから教えてもらうことで企業へプラスアルファやフォローの情報をお渡しすることができます。
あなた専任のエージェントが全力サポートします!
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