転職ノウハウ
入社時期について

回答に向けてできること
内定が見えてくると、企業のほうから「いつ頃入社できそうですか?」といったような感じで、入社時期について質問されます。
「いつでも入社できます。」と意気込みを見せたいところですが、在職中の場合は無責任な回答はできません。上手に退職をしてもらい気持ちよく入社してほしいという企業も増えてきています。
かといって、即答できないで曖昧すぎる表現をするのもよくありません。上手な答え方、相手にとって納得感のある答え方というものがあります。
いつ頃入社できるか見積もっておく
会社の退職手続き期間や、引継ぎ、残務にかかる日数を計算し、最短でいつ頃入社が可能か見通しを立てておきます。退社するのにこれくらいの期間が必要だとわかっていると、答えやすくなります。応募先にはその日数に余裕を持たせて、入社可能日を伝えます。
できるだけ早く(応募先の希望する日時)入社したいという気持ちを伝える
退職している場合:「現在離職中ですので可能な限り早く入社が可能です」すでに退職しているので、いつでも入社できる体勢にあり「すぐにでも」という気持ちを伝え、入社意欲をアピールしましょう。
在職中の場合:「できるだけ早く退職できるよう努力しますが、まだ在職中ですので、引き継ぎや残務整理のために〇ヶ月ほどいただきたいです。」という形で現実的な日程感をやることベースで伝えて回答しましょう。以前に比べるとすぐにでもという企業は少なくなりました。また、移住などで転居が伴う場合は2~3か月ぐらいあっても企業さんとしても理解を示してくれます。企業は明日にでも欲しいということは少なく、内定後、その内定を辞退されることをとても心配されます。具体的なやることがわかっていればそれが妥当な時間軸であれば選考には響かないと思って下さい。
会社を退職するには、最低でも2週間(就業規則によってはもっと)かかります。円満退職を押し出しながら、少しでも早く入社できるように努力する姿勢を見せましょう。
他の応募先の結果を待ちたい場合
在職中であれば、退職するのに必要な期間にゆとりをもたせた入社予定日を言えばいいわけですが、すでに退職していて、まだほかの応募先の結果を待つ場合は、「少々雑事がありますので、3日ほどでそれらを片付け、体調を整える期間を戴きたいです。」などと言って、少し待ってもらうのも一手です。ただしもし他にも企業を受けていますか?という質問がセットでついてきた場合は、正直に答えることも悪いことではありません。1社しか進めていないということは現代では少なくなりました。とはいえ、先方も待つ側として常識の範囲というものがあります。1週間、どんなに長くても2週間だと思いましょう。
転職エージェントから
勤めている方の場合は、会社の就業規定を確認して退職願いからどのくらいの期間で退職できるか調べておきましょう。
最悪の場合は2週間で退職できますが、これまで多くの経験をさせてもらった企業ですから円満退社を目指してかんがりましょう。転職支援サービスでは上手な退職の仕方、引継ぎの仕方についてもアドバイスが可能です。
転職や内定は本来喜ぶべきところですが、どうしても現職の仲間に対して後ろめたい気持ちを感じてしまうことがあります。きちんとした引継ぎ、次の職場での活躍こそが最大の恩返しと気持ちを切り替え、内定先に少しでも早く移れる準備をしていきましょう。
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