観光土産の世界に笑顔を届ける　1975年創業のお菓子メーカー

豊上製菓株式会社は1975年（昭和50年）に観光土産菓子の製造を目的に設立されました。本社は上田市下之郷にあり、グループ内に複数の製造拠点や子会社を持ち、地域に根ざしながら全国・世界に「お菓子と笑顔をつくり続ける」姿勢を貫いています。

多彩なブランド展開でつくる地域と菓子文化の接点

豊上東山観光株式会社ではチョコレートや型抜きクッキーを扱い、豊上モンテリア株式会社ではラングドシャ、豊上富士山製菓株式会社ではアイスクッキーや焼きチョコなど、目的と特色の異なる複数拠点で製品ラインを展開しています。

直営店舗が生む体験価値と製品開発の場

直営店舗にはジェラートショップ「豊上モンテリア」、アップルパイ専門店「信州アップルパイ研究所Q」、オンラインショップがあります。「豊上モンテリア」では、信州産低温殺菌牛乳から作るジェラートやバームクーヘンが提供され、季節毎のフレーバーやアート展示も楽しめる体験型店舗です。

自動化と効率化を支える製造ライン構築

グループは全自動ラインで大量生産を可能にする設備を導入し、一貫して効率化を重視しています。例えばサンドクッキーラインでは三色を同時生産するなど高い生産性を実現しており、商品開発においては機械メーカーとの連携による提案型開発を行っています。

受注データの一元管理による業務効率の進化

グループ間の受注情報をクラウド化し製造計画の見える化を進めることで、帳票作成や変更対応の手間を大幅に削減。リアルタイムの情報共有が事務作業の効率化および運営の安定につながっています。

製造・店舗運営・開発を横断する多職能キャリアの現場

原料調達・製造・品質管理から直営店舗の接客、営業、商品開発、IT管理に至るまで、多様な業務に関われる環境が整っています。地域密着と全国展開を両立する企業構造は、個人のキャリアに多様性と成長機会を提供しています。