信州に根差し命と健康を守る赤十字の拠点

日本赤十字社長野県支部は1889年設置、長野市南県町に事務局を構え、県内６病院と献血センター、乳児院などを含む県内複数拠点で事業展開しています。職員数は約3,900名規模で、災害救護、医療提供、血液事業、救急法など９つの柱となる事業を通じて、地域の命と尊厳を守り続けています。

県内６赤十字病院と献血センターで医療支援

長野赤十字病院（長野市）、諏訪赤十字病院（諏訪市）、安曇野赤十字病院（安曇野市）、飯山、下伊那、川西の各地区病院と長野県赤十字血液センター、松本乳児院による医療・福祉・血液供給体制を構築。県内完結型で救急や療養、乳児支援といった幅広い専門業務を担っています。

災害現場で即応する救護・防災力

災害救護体制では県内各赤十字病院に医療救護班を常備し、地震や風水害時には救護要員やこころのケア班を派遣。令和６年能登半島地震では救援物資1,750枚を被災地へ搬出し、迅速な支援を実施しています。日赤災害医療コーディネーターなど専門スタッフも育成中です。

救急法や防災教育 市民へ広がる講座運営

救急法、水上安全法、幼児安全法、健康生活支援講習ほか、年間約411回の講習で8,300名以上が受講。地域住民や青少年への防災教育を通じて健康と安全の啓発に継続的に取り組んでいます。救急法指導員や奉仕団員も活用し、地域参加型の普及活動を展開しています。

未経験も安心 OJTと研修で成長を支援

総合職・専門職問わず、入社後研修や階層別教育、自己啓発支援、資格取得支援、メンター制度など育成制度が整備されています。事務・企画・災害対応・献血促進など幅広い職務を経験できるジェネラルなキャリア形成が可能です。

専門性と社会貢献を掛け合わせた働きがい

県内赤十字の仕事は、医療職から事務、ボランティアコーディネート、教育啓発活動まで広範に及ぶため、自身の専門性を社会貢献と重ねて活かすことができます。地域との繋がりが強く、使命感と誇りをもって働ける環境として地域密着型のキャリアフィールドです。