株式会社MES甲信は、長野県伊那市美篶の地に根を張りながらも、国内外に存在感を放つ“オンリーワン”の自動化装置メーカーです。
2010年の創業以来、お客様の「こんな機械があったら…」というニーズを汲み取り、ゼロから設計・組立・納品まで一貫対応する完全受注生産体制を強みとしています。
沖縄支店、さらにはベトナム子会社（MES Vietnam Co., Ltd）を展開し、グローバルにも対応。
国内の町工場の枠を超えた存在感を放っていますが、主軸にあるのは「お客様と真正面から向き合う」地場企業としての誠実な姿勢です。
大手では対応できないニッチな課題や、試作段階のプロジェクトこそ歓迎される文化があり、「不可能を可能に変える」現場の知恵と技術が結集しています。

ヒアリングから設計、電気制御、画像処理、ロボットアームの選定・組み込みまでを全て社内で完結できる体制が整っており、エンジニア個々のスキルアップにも最適な環境。
また「お客様も、現場も、営業も、設計も、全員で創り上げる」一体感のある開発スタイルが根付いており、実装後に「本当に助かった」「思った以上の仕上がり」という声が返ってくるのが、仕事の醍醐味になっています。
業務内容の幅広さは技術者の成長機会を豊富に提供しています。

技術職であっても理系学部出身である必要はありません。現に活躍しているエンジニアの中には、未経験・異業種出身者も多数います。
入社後はベテラン社員とのOJTを通じて、一つずつ丁寧に学んでいける育成体制があり、3年で設計業務の一端を担い、5年で一案件を完結できる人材へと成長するケースも少なくありません。
なにより重要なのは「お客様の困りごとを自分の課題として捉える姿勢」と「モノづくりへの純粋な興味」です。
本人の成長に応じてしっかりと評価・還元される体制があるのも魅力です。

伊那に本社を置く地域密着企業でありながら、沖縄支店・ベトナム現地法人と連携して、国内外の案件に対応している。
そのため「地域に腰を据えて暮らしながら、全国・海外レベルのプロジェクトに関わる」というキャリアが可能です。
伊那市は自然豊かで子育て環境や住居環境に優れており、UIターンを希望する方にとって理想的な生活・労働バランスを実現できる土地。
その一方で、MES甲信は常に“外”に目を向け、展示会出展・技術提携・ベンチャー連携にも積極的。
ローカルで働くことが決して「小さくまとまる」ことではないと体現している企業です。

2021年に長野県SDGs推進企業に登録され、技術開発だけでなく環境配慮や労働環境の改善にも力を入れています。
再生素材を活用した3Dプリンター導入や、省電力設計の推進といった取り組みに加え、男女比のバランスも整っており、女性エンジニアや子育て世代も活躍しています。
平均年齢は39.5歳と中堅層中心ですが、社内はフラットで発言しやすく、定着率も非常に高いのが特徴。
定年延長・再雇用制度もあり、技術者として長く働きたいという思いを支えてくれる制度面も整備されています。

この会社で活躍する人に共通するのは、
「失敗を恐れず、まずはやってみる」という実行力。
「何をしたら喜ばれるか」「どう改善すればもっと良くなるか」を常に考える習慣。
「お客様の言葉にならない要望を汲み取る感性」です。
技術があるだけでは不十分、対話力や課題発見力も同じくらい重視される現場。
面接では、「未経験でも手を動かして学びたい意欲」「地域で長く活躍したい気持ち」「“自分ごと”として仕事に向き合う覚悟」を、自分の言葉で表現できるかが評価の分かれ目となります。
今の自分にできることより、未来の自分がやりたいことを本気で語れるかが、最大の武器になります。