北村機電株式会社は、長野県茅野市に本社を構える電源機器メーカーです。1972年の創業以来、トランスやリアクトル、制御盤、配電盤などの設計から製造までを一貫して手がけ、長年にわたり高品質な製品を国内外の顧客に提供してきました。

特に同社が独自開発した「Rコアトランス」は、医療機器や音響機器などの分野で高く評価され、静音性と高効率を兼ね備えた革新的製品として広く採用されています。確かな技術力と対応力で、日本だけでなく世界の産業を支える企業です。

北村機電の強みは、独自技術と柔軟な対応力にあります。自社開発のRコアトランスを中心に、設計から鉄心加工、巻線、板金、塗装、組立、検査に至るまでの一貫生産体制を確立。顧客の多様なニーズにワンストップで応えるこの体制が、短納期かつ高品質な製品提供を可能にし、医療・音響・計測機器など高精度が求められる分野からも絶大な信頼を集めています。

また、ISO9001、ISO13485、ISO14001といった各種認証を取得し、品質・環境・医療の視点からも国際基準に即したものづくりを実現しています。

北村機電では、多様な製品分野に携わることができます。トランスやリアクトルといったコア製品のみならず、制御盤・配電盤の設計や製造、さらには発電機の取り扱いまで、幅広い領域でのものづくりを展開。国内にとどまらず、海外にも協力拠点を構え、グローバルな視点でキャリアを広げることも可能です。

また、製造現場と技術部門が密に連携し合う風土が根づいており、部署を越えたコミュニケーションが活発な点も魅力。一つの分野にとらわれず、ものづくり全体に深く関わりたい方に最適な職場です。

北村機電は、社員が安心して長く働ける環境づくりにも注力しています。再生可能エネルギーの導入や地域との連携、健康経営など、SDGsに即した取り組みを積極的に推進。また、社員同士の交流を促すイベントや、作業環境の改善施策にも継続的に取り組んでいます。

たとえば、社内にはバランスボールの導入や快適な作業スペースの整備など、心身の健康に配慮した工夫が随所に見られ、高原の清涼な気候のなかで、自然と調和しながら働ける立地も大きな魅力です。

中途入社の方が活躍しやすい環境が整っている点も、北村機電の大きな特長です。先輩社員による丁寧なOJTや、上司との定期面談を通じて、着実に業務理解を深められるサポート体制が充実。職種や年齢を問わず意見が言いやすい風通しの良い社風もあり、自分のアイデアを形にできるチャンスがあります。

実力次第で早期にプロジェクトを任されることも多く、モノづくりの現場で裁量を持って仕事を進めたい方にとっては、やりがいと成長を感じられるフィールドが広がっています。

北村機電では、製品一つひとつに“人の手”と“想い”が込められています。単なる電源部品ではなく、医療・音響・計測機器といった社会を支える分野で、自分が手がけた技術が活躍するという実感が得られる現場です。

日々のものづくりの中で、技術力と責任感を育てながら、自らのキャリアに誇りを持てる。そんな仕事を求めている方にとって、北村機電は間違いなく、次のステージにふさわしい選択肢となるはずです。