100年を超えるポール技術と国内トップシェア

1919年創業、1946年会社設立の老舗スポーツ器具メーカーであり、創業以来スキーポール（スキーストック）製造を中心に発展してきました。現在もスキーポール国内販売においてトップブランドとして高い評価を獲得しており、国内トップシェアを維持しています。創業から約百年にわたり蓄積されたポール加工技術は、安全性や握りやすさといった品質面で多くのユーザーから支持されています。長野県内に事業所を構える企業として、地域に根ざした信頼性あるモノづくりを続けている点が強みです。参考：従業員数約四十四～四十九名、資本金九千九百万円、売上約八億九千万円規模。 

ポール技術を活かした多彩な製品ラインアップ

スキーポールに加え、現在は登山用トレッキングポール、ウォーキングポール、杖・ステッキ、キャンプ用品など幅広い商品を展開しています。ブランドとしてはトレッキングポールは「Sun Trace」、ウォーキングポールは「Revita（レビータ）」、杖は「Kainos（カイノス）」等が挙げられ、整形外科医や大学と連携して開発された製品もあります。FRP複合引抜材の製造・販売やアウトドア用品の輸入・販売にも取り組んでおり、ポール加工技術をベースに新市場を開拓している点が特徴です。 [oai_citation:1‡ウィキペディア]

時代と健康志向に応える成長戦略

高齢化や健康志向の高まりを受け、杖やウォーキングポール、キャンプ用品の開発・販売を積極化しています。ウォーキングポール「Revita」は、運動効果や転倒予防の点でも評価され、自治体講習会にも採用されています。キャンプ用品はアルミ加工技術を活かした商品展開で、新たな市場にも挑戦しています。こうした時代の変化に対応し変化を恐れずチャレンジを続ける企業姿勢は、今後の市場での競争優位性につながります。 

完成品メーカーとしてのダイレクトなやりがい

企画から製造、販売まで自社で一貫して手がける完成品メーカーであるため、自身が携わった製品がお客様に届き、使用される姿や声を直接得られる点に大きなやりがいがあります。直営店や公式ECを通じてエンドユーザーとの接点も多く、リアルな反応や販売データを活かした改善・次期企画への反映など、仕事の成果が見える環境が整っています。 

社員が成長できる職場制度と環境

従業員は四十四〜四十九名、平均年齢約四十歳と中小ながら安定した組織規模です。年二回の社長面談や社員アンケートを通じ、経営に社員の声が届く体制が整っています。長野県SDGs推進企業、ユースエール認定、NAGANOものづくりエクセレンス、職場いきいきアドバンスカンパニー認証など複数の認定制度にも登録されており、働き方への配慮と社員の成長支援に積極的です。若手や女性が活躍しており、意欲のある社員には早期に責任ある仕事が任されます。

地域発信とグローバル展開の両輪

本社を長野県佐久市に置きながらも、ドイツ、韓国、台湾、中国、香港などへ製品を展開し、海外市場でも存在感を持っています。直営店舗は東京都内にも複数展開し、EC販売と合わせて国内外のユーザーに直接リーチできる体制を構築しています。地域に根ざしつつも、グローバル市場でブランドを確立する戦略は、個人のキャリアにとっても将来的な幅を広げる機会となり得ます。