地域と産官学連携で長野をデザインする教育機関

本法人は１９４６年創立以来、専門性と人間性を兼ね備えた人材育成を７０年以上続けてきた長野市に拠点を持つ専門学校です。 長野県と２０１６年にデザイン分野で包括連携協定を締結し、県内企業や自治体との産官学プロジェクトに参画しています。 その実績は２０２２年度末時点で１６３件に及び、学生が地域に根ざした具体的なデザイン制作に携わる機会を提供しています。こうした広範な連携体制は応募希望者にとって、実践力を身につける環境として魅力的です。知名度と信頼性を背景に、応募先として安心できます。

ファッションから地域プロデュースまで唯一無二の学びの幅

この法人が提供する学科はファッション科、デザインビジネス科、長野プロデュース科、高度専攻科の計４分野で構成されています。ファッション科はクリエーターコースとスタイリングコース、デザインビジネス科はグラフィックとイラストの各コースを持ち、さらに地域の資源を商品化する長野プロデュース科を独自に設置しています。 長野県内ではこのような「衣」「飾」「住」を融合したトータルデザイン専門教育は唯一であり、他校との明確な差別化要因です。多様な進路希望に応えることで、業界内での優位性を確保しています。

産業界との結びつきで即戦力を育てる教育体制

学内には現役プロクリエーターが講師を務める“フォーラム”授業を週１回設け、企業見学や作品制作の機会も取り入れて実践教育を展開しています。 さらにインターンシップや地域企業との企画開発プロジェクトを通じ、学生は卒業前にリアルな業務経験を積める構成です。就職支援室では個別面談や企業目線による指導を行い、エントリーシートから面接対策まで徹底支援を提供。こうした体制により、高い就職率と企業から求められる即戦力の育成につながっています。

少人数・アトリエ形式の双方向学習で個性を伸ばす

授業は少人数制を基本としており、教室というよりアトリエ空間に近い環境です。 教員と学生の距離が近く、きめ細やかな指導が可能で、創作活動や作品制作に集中できる環境が整っています。専門ゼミや特別ゼミもあり、学生は自分の専攻に囚われず新たな分野に挑戦しながら個性や発想力を磨けます。 こうした教育構造は創造性を重視する求職者にとって、自己成長とキャリア形成に好影響を与える環境です。

ＳＤＧｓ推進と地域文化発信を教育と結ぶ

同法人は２０１９年に専修学校として全国初の長野県ＳＤＧｓ推進企業登録を行い、学生表現による作品制作を通じたＳＤＧｓ啓発活動を展開しています。 県主催のＳＤＧｓテーマのデザインフェスタや県立美術館での展示なども実施。また学生情報発信サイト「Passo」により長野県の魅力を発信し、地域文化の理解と発信スキルを養う機会が提供されています。地域とつながる活動が、学びと社会貢献をつなぐ接点として作用しています。

キャリア形成支援が整う進路設計の場

高度専攻科を含めた３年制のカリキュラムでは、２年目までの基礎固め後にインターンシップや個別カリキュラムによる高度学習を展開し、目的意識を持ったキャリア形成を支援しています。 職業実践専門課程の認定校として、教育内容に信頼性があり、資格取得や就職支援制度も充実。就職支援室が学生個々の志望分野に合わせて支援を行うため、自己の希望職種に近づく確かな進路設計が可能です。このように、長期的な成長を見据えた学習環境と支援体制を両立しています。