モータ・センサ・電子回路が融合した革新技術の結集地

多摩川モータトロニックス株式会社は、2005年に多摩川精機の100％出資子会社として設立された、長野県下伊那郡松川町に本社を置く精密機械メーカーです。社名に込められた「Motortronics」はモータ・センサ・電子回路の融合技術を象徴しており、これらの分野を横断する高度な設計開発力を有しています。

車載・航空からインフラまで広がる製品展開

車載用角度センサ、エンコーダディスク、空間安定装置（ATLAS）、監視カメラ装置、管路計測装置など、多岐にわたる製品ラインナップを展開しています。ハイブリッド車や航空機、自動化インフラなど多用途に対応し、信頼性の高い製品を提供しています。

精密加工を支える充実の設備と工程統合

ワイヤーカット放電加工機、高速細穴放電加工機、プレス機、研磨機、スパッタリング装置など、幅広い加工設備を保有し、自社内で設計から加工・組立まで一貫して行える生産体制を整えています。品質・コスト・納期（QCD）のバランスにも配慮したものづくりを実現しています。

国際水準の品質・環境マネジメント体制

ISO/IATF16949（車載品質）、JISQ9100（航空・宇宙・防衛品質）、ISO14001（環境）の国際認証を取得しており、高水準の品質管理と環境対応を両立する体制を築いています。

中核技術を支える成長環境と社員支援

従業員数は約206名（2025年1月時点）で、設立以来地域に根ざした中規模企業ながら、多摩川精機グループの一翼として安定した経営基盤を有しています。新入社員には近い先輩がサポーターとしてつき、社内表彰やクラブ活動など、社員を支える文化も根付いています。

技術も提案も経験できる多工程キャリアフィールド

設計・加工・品質保証・装置開発・提案営業など多様な業務に関われる体制が整っており、新人でも経験領域を着実に広げられる環境です。製造だけでなく「提案→形になる」一連の流れに携われる点が、技術志向の人材に魅力的です。