Oさん
33歳・Uターン・静岡県より
- 転職前の職種
- 機械設計
- 転職前の業種
- 製造業(建機の開発設計)
- 転職後の職種
- 機械設計
- 転職後の業種
- 製造業(特殊車両や建物などの空調関連開発・製造)
- 転職の理由
-
- キャリア形成
- ★★★★☆
- ワークライフバランス
- ★★★★★
前職も仕事としてはやりがいを感じていたが、信州の自然が好きで山登りなど夫婦そろって何度も訪れているうちに、ここで暮らしたい、子どもを育てたい、毎朝山々を眺め暮らしたいと思うようになり、移住転職を決意。仕事は今の仕事を活かした形で、今後の子育てとなったときに世帯収入を必要以上に落とさない形で働ける企業を探したい
- 転職までに要した期間
-
約2年
補足:途中前職の業務が忙しくなり、本格的に動き出してからは半年程で内定・入社となりました。
転職成功のポイント・決め手(コンサルタントから)
大手の建機メーカーで機械設計をしていたOさん。支援をご依頼をいただいてから少し時間はかかりましたが無事転職をすることができました。もともと、大きな仕事が活動中に入るかもということから支援にはいりましたので、途中の転職活動の中断期間はご本人も我々も織り込み済みでした。
そのうえで転職がうまく言ったポイントは
・企業研究を主体的に行った
・事前の書類作成の準備を丁寧に行った
・転職時期の企業との調整がうまくいった
の3つになります。
1つ目は我々からの情報提供を基に自分でも企業のことを一歩踏み込んで調べるこれがOさんはしっかりとできていました。我々コンサルタントは、企業の情報を有していますが、それだけではまだ足りません。その方の経験した仕事と組み合わせ、どこがおもしろいと思えるか、どんなところが武器で、どんなところに課題があると感じたかこの部分を自分なりにイメージしておくことが重要です。このイメージができると面接などでも、質問が仕事に関しての興味関心が高く一歩深いものになります。移住やワークライフバランスを求めている方がしてしまいがちな失敗は、労働環境や条件面に目が向きやすく仕事についての面接での意見交換ができないまま、望まない結果となってしまいがちです。
コンサルタントからの情報をインプットに自分なりのイメージや仮説、自分ができそうなことを考えておくことが大切です。
2つ目になりますが、このイメージがわくと、職務経歴書の自己PRの内容もぐっと良くなります。Oさんの場合、自己PRはもちろん、書類作りも時間に余裕があったため良いものが作られました。
面接に行くまでは、書類しか担当者さんに渡りません。なので書類で「あってみたい!」と思わせる内容を準備しておく必要があります。県内の会社からの転職であれば先方も企業の情報やどのぐらいのことができそうかイメージがわきますが、他県になるとそのあたりの情報が薄くなります。どのぐらいの仕事ができるのかを書類を通してきちんと作る準備がポイントです。
3つ目は転職時期の調整です。前職でもリーダーのポジションをしていたOさんでしたので、プロジェクトの切れ目で転職をしたいいうのが当初の希望でした。選考の終盤でやはり次の大きな仕事が見えてきていましたので、今の仕事をどこまでやってどこから人に引き継ぐのかこれを明確にして転職時期を転職先の企業のリクエストの範囲に応える形で明確にしました。
在職中の方は内定が出るまでに仕事が途切れることはほぼありません。なので踏み込みすぎない形でここまでが自分の最後の仕事と決め転職時期を確定させることが重要です。エージェントともこの辺りの情報をタイムリーに交換しておくことも大切です。