新光電気工業株式会社は、1946年の創業以来、長野県を拠点に「つなぐ技術」で世界を支え続けている企業です。

主力製品は、半導体の性能を最大限に引き出すためのパッケージ部材やアセンブリであり、リードフレームやモジュール基板、静電チャックなど、その供給先は世界中の最先端企業に広がっています。

現在では売上の約9割が海外取引で占められ、グローバルな事業展開を進める一方、地域社会への貢献も重視。技術力と信頼の積み重ねで、電子社会の進化を足元から支える存在です。

新光電気工業の強みは、「ICチップと基板をつなぐ」高度なインターコネクト技術です。例えば、リードフレームやプリント配線基板、モジュール製品に至るまで、精密さとカスタマイズ性が要求される製品群を、設計・開発・製造の一貫体制で対応しています。

世界的な半導体メーカーに対しても長年の信頼関係を築いており、製品単体ではなく、ソリューションとして提案できる技術者集団として高く評価されています。

市場環境の変化にも強く、多角的な製品展開と顧客対応力で、安定した経営基盤を築いています。

本社のある長野市をはじめ、国内では新潟・山形などに生産・開発拠点を持ち、さらにアメリカ・台湾・韓国・フィリピンなど海外にも多数の拠点を展開。

国内外に広がるネットワークを生かして、グローバルに事業を推進しています。長野という落ち着いた環境に根ざしながら、世界とつながる仕事に携わることができるのは、新光電気工業ならではの魅力です。

また、地元の産業育成や教育機関との連携、地域清掃活動など、企業市民としての責任も果たしており、地域と共に歩む姿勢も評価されています。

新光電気工業では、若手社員にも裁量ある仕事が早い段階から任される風土があります。研究開発から製造現場、資材調達、品質保証まで多様な職種が連携し、チームとして成果を生み出すことが求められます。

一人ひとりの意見が尊重される環境が整っており、年齢や職位にかかわらず、前向きな提案が歓迎されます。また、海外拠点や海外顧客とのやりとりも日常的に発生し、語学力や国際感覚を生かすチャンスも豊富。

受け身でなく、自ら動く姿勢を持つ人にとって、非常に成長できるフィールドです。

平均勤続年数約18年、平均年齢約42歳という数字に表れるように、腰を据えて働く社員が多いのが新光電気工業の特徴です。

有給休暇の取得率も高く、月平均残業は4時間程度、年間休日も126日と、メリハリのある働き方が推奨されています。さらに、育児・介護への理解もあり、フレックスタイム制度や各種手当、研修支援など、社員一人ひとりのライフステージに合わせた柔軟な制度設計がなされています。

風通しの良い組織風土のもと、公正な評価とキャリア支援も整備されており、安心して働き続けられる環境です。

新光電気工業が今、求めているのは、変化を恐れず挑戦できる人材です。半導体業界は技術進化が早く、固定観念にとらわれず、柔軟な発想とスピード感が必要不可欠です。

前職で培った経験を「応用」し、業務改善や新規技術の開発に積極的に取り組む姿勢が歓迎されます。

また、グローバルな視点を持ち、チームと協働しながら課題解決に挑む姿勢も重視されます。新光電気工業は「社会の発展に貢献する企業であり続ける」ことを掲げ、その実現に共に挑む仲間を求めています。