ミネベア(北佐久郡御代田町)は、環境省による「二国間制度を利用したプロジェクト設備補助事業(JCM設備補助事業)」の事業者に採択され、無線機能を備えた高効率のLED(発光ダイオード)街路灯をカンボジアの首都プノンペン市内などに設置し、温室効果ガス削減につなげる事業に乗り出す。インターネットを通じて明るさの調節や消費電力の監視が可能で、2016年初めごろから計約9千本の設置を計画。同国での取り組みを足掛かりに各国への展開を目指す。

カンボジアは急激な経済発展によりインフラの整備需要が高まる一方、電力の多くを輸入に依存し、電気料金も東南アジア諸国の中では高い。ミネベアはカンボジアで新開発の街路灯約9千本設置することで、年間3590トンの二酸化炭素削減効果が期待できると試算している。同社は将来的に街路灯にWiFi機能を持たせるなど、情報通信技術を生かした「スマートシティ構想」も視野に入れる。

ミネベア株式会社

事業内容:ベアリングなどの機械加工品事業、電子デバイス、小型モーターなどの電子機器事業
従業員数:67,466人(連結)