門型洗車機製造のエムケー精工などはインドネシアの最大手民間銀行BCA銀行と連携し、同国のガソリンスタンド経営者を長野県に招いて工場見学や農産物を紹介するツアーを開く。インドネシアは環太平洋経済連携協定(TPP)への参加を表明しており、経済成長を続ける同国へ工業品や農産品を輸出する足掛かりとする。

23日から24日まで、BCA銀の融資先でインドネシア国内でガソリンスタンドを経営する20社から経営者と、その家族を合わせた約50人を県内に招く。洗車機や周辺機器を製造する同社の千曲市の本社工場と信濃町の工場を見学し、インドネシアの給油所向けに洗車機を販売するなど将来の取引拡大につなげる狙い。
日本国内ではガソリンスタンドが減っており、洗車機の需要増が見込みにくい。このため、経済成長に伴い車や生活関連機器などの需要増を見込む東南アジア地域への進出をめざす。まずインドネシアで機械の試験導入を含めた市場調査や現地での販売・管理に協力する取引先を開拓したい思惑があり、今回のツアー開催につながった。

エムケー精工株式会社

本社所在地:長野県千曲市
事業内容:オート機器、情報機器、生活機器の製造販売および輸出入
従業員数:787名(平成27年4月現在)