ステレオタイプ(固定概念)を逆手に取る
自分がエンジニアの方を面接する面接官になったつもりで考えてください。固定概念で持たれている『エンジニア』の方のマイナスの印象はどんなものですか?
- こだわりが強い
- 専門用語が多すぎて話が分からない
- 人付き合いがあまり上手ではない
- あまり服装(身だしなみ)にこだわらない
少なからずこんな印象をお持ちではないでしょうか?気を悪くされたのであれば申し訳ありません。ですが、面接の際はこの固定概念が役に立ちます。面接官への印象に『エンジニアなのに』を作っていただきたいのです。
- こだわりが強いと思いきや上手に駆け引きのできた柔軟性のあった経験はありませんか?
- お客様や若手社員に伝えるときに、専門用語を極力なくし、説明をした経験はありませんか?
- チームワークを大切にプロジェクトを成功に導いた経験はありませんか?
- 面接時に着ていくスーツ・シャツはサイズが合っていますか?
- 背中は丸まっていませんか?
- 座る時、手すりなどを使わず浅く前のめりでお話ができていますか?
相手の先入観を良い意味で裏切ることで、あなたの印象はぐっと良くなります。一見コミュニケーション能力の高そうな営業職の方が、コミュニケーション能力が高い人と思ってもらうのは大変です。エンジニアさんにコミュニケーション能力がないわけではありません。だからこそ、この先入観をうまく使うことで相手の印象がぐっと良くなります。