県外在住、選考は必ず現地ですか？KNOW-HOW

Uターン・Iターンの場合、現地に来ての選考は時間や費用の面でも負担がかかりやすいものです。中には現地に来ての選考がなかなか難しい方もいらっしゃるかもしれません。実際のところ、応募選考の傾向としては現在どのような状況にあるのでしょうか。

□リモート面接の実施はスタンダード化

新型コロナウイルスの流行以来、リモート面接の実施がスタンダードになりました。2023年時点においても、長野県内における企業でも引き続き継続して実施を進めており、時間の制約や金銭の負担面から利便性が高く選考に導入されています。１次はリモート面接、２次面接以降のフェーズで現地面接や会社説明会を挟むケースも少なくありません。
総じて以前よりも選考における負担感や時間の制約が少なくなってきている印象があるため、半休や中抜けでも対応できるケースが増加しているように見受けられます。

□なるべく一度は現地に足を運ぶのがおすすめ

上記のように現地での面接がフローに組み込まれていることもありますが、いずれにせよ応募先の会社へは一度足を運んでおくことをおすすめいたします。大きな理由として、会社内の雰囲気や印象のほか作業環境など、現地でしか得られない情報も多くあることからミスマッチを防ぐことに繋がるためです。
例えばメーカーの場合、「薬品の臭いが苦手だった…」「思ったよりも肉体的な負担が大きい仕事だった…」などの就業環境が合わない方も中にはいらっしゃることがあります。ミスマッチな環境で働くことによって短期の離職につながってしまうと、良い転職とはほど遠いものになってしまいます。
また職場付近の交通状況や建物、通勤経路におけるスーパーやコンビニなど、現地に行かないと見えてこない「暮らす」という視点でのポイントも見えてきます。このような情報を事前に入手しておくことにより、Uターン・Iターンの方であれば居所を決めていくにあたっても参考になるでしょう。