転職・面接ノウハウ

自己PR成功のポイント(年代別)KNOW-HOW

共通事項

□成功のポイント

・応募条件プラスα

応募条件にあることを漠然とアピールするだけではなく、他の応募者と違う強みをアピールすることであなたの評価、「一緒に働いてみたい!」がぐっと高まります。企業研究をしっかりして、その会社のニーズに合った強みを伝えるようにすると、ほかの応募者に差をつけることができます。

・必ず実績やエピソードを添える

自分のアピールポイントを端的に言っただけでは、説得力がありません。具体的な実績やエピソードを添えることで、説得力が増すのです。

・みんなに響く自己PRを

アピールした強みの部分が、自分の本当の強みでない場合、違和感からあなたの良さがきちんと伝わらない結果になってしまいます。特に面接終盤に自己PRを求められたときは、これまでの話し方、立ち居振舞いなどとセットであなたという人物を伝えることになります。一貫性のある自分自身のアピールは相手に安定感、安心感、そして頼もしさを与えます。自己分析で自分のアピールポイントが見えてきたら、友達など近くにいる人に「自分らしいか」を確認してみると良いでしょう。

□よくある自己PRに関する質問

・長所を教えて下さい

面接官が次の質問をしたくなる答え方にします。基本的には仕事に絡めた長所をアピール。具体的な事例・仕事への取組みと関連付けたものをにすると一層効果的です。
これだけは誰にも負けない、というものはありますか?
具体的な事例を話し、それが仕事上でどのように役立つかを説明します。題材はスキルや仕事の実績が中心ですが、性格、趣味などでもOK。

・仕事以外で関心のあることは何ですか?

題材は、社会情勢だけではなく、趣味でもボランティアでも何でも可。身近な話題を持ってきて、自分なりに簡潔にわかりやすく述べるのがポイントです。視野の広さは知識の深みや、人間関係の広さにも良い影響を及ぼします。仕事以外であなたを成長させたことがあれば、ぜひ伝えましょう。ただし、興が乗ってあまり長くなりすぎないように。
人間関係をよりよくするため、気をつけていることはありますか?
一般論を並べても興味も持ってもらえず、何の意味もありません。自分の経験を踏まえて述べることです。失敗から学んだことから、気をつけていることなどを答えることで説得力があがりません。人間関係をよくするための行動の多くはちょっとしいたことです。ちょっとしたことを以下に続けているか、繰り返しているかそこが大切です。

年代ごとのアピールポイント

□20代のアピールポイントは「可能性」

20代の最も大きな武器は、「可能性」があるということです。多少荒削りでも会社は将来の可能性を期待しています。
そのためには何事にもチャレンジしていく姿勢を示すことが有効です。自分はまだ発展途上にあり、これからもっと経験をつみ、大きく成長したいという姿勢をぶつけましょう。
また、20代は意欲も体力も人生の中でピークの年代といえます。静かな印象よりもひたむきに頑張る元気のある人が歓迎されます。ご自身の性格やキャラクターもありますから必ずしも前のめりにぐいぐいでなくても構いません。
大切なのは、若々しいエネルギーが全身からフツフツと沸いているような、または自分の未来を仕事を通じてよりよくしていきたい(その仕事で自分を試してみたい)という期待にあふれている印象を与えることです。あらゆることに興味・関心を持ち、積極的にぶつかっていけるのは20代の特権です。その意欲と熱意をアピールしましょう。興味がある、その分野で今後プロフェッショナルを目指したい、こういう社会を作るためこの会社で頑張りたい、少し青くても選考をする側はそこに期待を持ってくれます。もちろん企業・業種・職種のことを事前に調べていくことが大前提です。

□30代のアピールポイントは 「専門性」

習得している専門分野の知識、経験、技術、資格を整理して、どのように表現すれば伝わりやすいのか日頃から考えておくことが大切です。面接ではその領域の専門家(プロ)としての見識を求められるので、専門分野は今後どのように変化していくのか、必要とされる能力は何か、などについても考えをまとめておきましょう。さらに、自分の考えを企画して提案していく力も求められます。「自分なりのものの見方ができているか」、「訴求したいことはあるか」など問題意識をもって対処しているかという点も重要ポイントです。

・「即戦力」 を前面に押し出す

30代ごろには、これまでの経験を活かして入社後、即戦力となることが期待されています。面接では、どの分野でどのような貢献ができるのかを明確に打ち出すことが必要です。会社が期待する即戦力とは、前の会社と同じように仕事をするのではなく、成果を生み出すノウハウを使いこなせるかということです。新しい環境でも成果を生み出すという基本原則は変わりません。
専門分野の基本的な考え方や技術、仕事のスタンスを確立し、どのような環境でもそれらを応用して成果を生み出せる自信をアピールしましょう。

・人材育成の視点

30代になるとこれまでの仕事で、後輩や部下がいたことがある人が少なくありません。自身の能力形成や仕事に対しての結果を出したことはもちろん評価してくれますが、それに加えてどのように部下や後輩を育成してきたか、人材育成の観点でたいせつにしていることは何かといったことも評価のポイントになります。特別なことでなくても大丈夫、日ごろからどんなことにこころがけてきたか、一緒に働く仲間を大切にしてきたかはその人の人柄や仕事ぶりがよくわかります。

・キャリアシフトは評価されるのか?

もっと別の仕事をしてみたい、新しいチャレンジをしたいという考えを否定する権利は誰にもありません。30代での職種の転換はできるのか?答えは「YES!」です。ただし、20代の時のやりたい、興味があるレベルでは企業の期待値にこたえることはできません。やってみたい仕事のことをきちんと調べているか、仕事では直接経験ができなかったが、時間やお金、人的ネットワークを駆使してこれまでに学んできたかが大切です。未経験のものであればもちろん教えてくれますが、手取り足取りとはいきません。その中であらかじめ持っていた知識がある人とない人では立ち上がりが大きく異なります。事前に準備をしている人はそのあたりが早いため選考もうまく進む傾向があります。またキャリアシフトをしたとしてもこれまでの仕事の経験や知識が全く使えないということはありません。次の仕事でどういうことは活かせそうなのかと丁寧にキャリアを棚卸することが大切です。

□40代こそ人間性が重要視

若い30代の場合は、専門知識や技術をどれだけ持っているかということが判断のポイントですが、40代以降の中高年となれば、それに加えて、「調整力」「人間関係力」「交渉力」などがどれだけあるのかがポイントになります。
専門的な力があっても、それを十分に発揮するにはそれが発揮できる環境づくりが必要不可欠。その環境を中心になって作り出し、持続させていくために必要な力の基盤にあるが「人間性」です。中高年には組織の中で、部下を動かしたり、異なる意見を調整したりするために、苦労してきた経験があります。若い人には、この経験はありません。この経験によって人間性が磨かれているのです。中高年を採用する会社はこのような経験を尊重する会社だと思ってほぼ間違いありません。

それなのに、この「調整力」「人間関係力」「交渉力」などといった「人間性」の部分を重要視せず表現に欠けている人が多いのです。それほど特別な能力ではないと考えて、PRのポイントとしていなかったのかもしれません。もしくは抽象的なものなので表現が難しいのかもしれません。

新たな会社に溶け込み、どれだけ貢献できるか、プラスαで40代の転職者には、新しい組織で周囲の人と協調しながら成果を出すということが求められます。40代以降であれば、会社組織が異なる考え方をする人の集まりであることを嫌というほど知っていることでしょう。

若い人であれば、時間をかけて組織に溶け込んで仕事をしていく力を教育していけますが、40代ともなればそれだけの時間をかけることはできません。このため、専門性や実績に加えて、新しい組織で周囲の人と協調しながら成果を出せるかということが評価されるのです。

転職コンサルタントから

自分を自分で褒める。謙遜の文化の中で育った日本人の気質というか自分の良い部分・できていることを人へ伝えるというのは難しいものです。普段から自分の良いところを言葉にしている人は希でしょう。しかし面接の自己PRにおいて「良いところをわかりやすく」伝えることはかなり重要ことです。そのためにも第3者へ協力依頼をして自分の良いところ、悪いところ(気になるところ)をズバリ出してもらいましょう。

転職支援ではキャリアコンサルタント、EQなどの資格やコーチングのインストラクターなどコミュニケーションのプロが自己PR作りの支援を行います。よいところ、悪いところを洗い出し、一緒に面接に進んでいきましょう!

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