声の大きさや話すスピード、間を使って、話す内容をより効果的に伝えることができます。転職活動だけではなく普段の仕事、プレゼンテーションでも使えるテクニックです。
- 話の山場は、少し声を大きくする
- 声の高さが、ずっと同じトーンだと盛り上がりに欠けるうえ、面接官をひきつけるような話の「山場」がわかりにくくなってしまいます。
単調さを防ぐには、声の出し方にメリハリをつけるのが一番。重要な部分で少し声を強く出し、それ以外の部分では声を弱くするという方法です。
最初はなかなかできなくても、普段からそうしゃべるように意識するようにすればだんだん慣れてくるはず。ぎこちなくても、思い切って声を強く出したり、弱く出したりしてみることがポイントです。
- 語尾をはっきり発音する
- 語尾が弱いと印象が薄く、自信なさげに聞こえてしまいます。話の最後を「です・ます」で終えるようにし、少し強めに言っているくらいに意識すると、メリハリがつくようになります。
- 声が通るように話す
- 声の大きい人が、小さい声で話すようになるには時間がかかり、意外と難しいものです。しかし、声の小さい人が、大きな声で話すのはそれより簡単です。いつもよりも、少し大きめの声で話す練習をすればすぐできるようになります。てれないで大きな声で話をすることが大切です。恥ずかしいより、伝わらないことのリスク回避を大切にしてみてください。ちなみに声を大きく出す方法として簡単な方法の一つは口を大きく開けること、自然と大きな声が出ます。早口の人にもおすすめです。
- 話すスピードを調整
- 普段のテンポでずっと話をしていたり、ちょっと話がノってきて早口になったりということがあると思います。そんなときはここぞという時に、話すスピードに急ブレーキ!ぐっと話をとめて、そこからまた話始めると、「大切なことかな?」と相手の注意を引き付けることができます。話に抑揚が生まれ、内容に加えて面白い話をしてくれたという印象を与えることができます。
- 間を大切に
- 話すことがたくさんあるとき、話を終えたら、ワンテンポ間を開けて話をしてみるなどしてみてください。「んっ」ぐらいの一呼吸で大丈夫。間があることで話にメリハリがつき、だらだら話している感じが減ります。またこの間のタイミングで面接官が入り込む余地を与えることができるため双方向性が生まれます。緊張するとどうしても言い切りたいとなり一方的に話をしてしまいがちですが、双方向性があるほうが面接は良い結果が生まれやすくなります。